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敬老の日っていつで当日何をするものなの?意味由来とは?

敬老の日

敬老の日

9月に入ると敬老の日がありますね。

祖父母と一緒に暮らしていないご家庭では、
敬老の日になると祖父母の家に行かれる方も多いのではないでしょうか。

いつもかわいがって大切にしてくれるおじいちゃんやおばあちゃんに、
感謝の気持ちを伝えるいい機会なので、
敬老の日には皆が集まってお祝いをするご家庭もまた多いでしょうか。

そんな敬老の日って、いつだか分かりますか?

また、敬老の日の由来や意味はご存じでしょうか?

ここでは、敬老の日に関する基礎知識をご紹介いたします。


敬老の日っていつなの?

そもそも、敬老の日はいつなのでしょうか?

毎年、9月に入るとカレンダーで確認するのも良いですが、
大切な日なので覚えておきましょう。

敬老の日は、「9月の第三月曜日」と決まっています。

ちなみに今年(2017年)の敬老の日は9月18日になっています。

また敬老の日は祝日になりますが、この祝日は9月15日~21日までの間で祝日となります。

昔の祝日

年配の人だと、祝日は9月15日だと決まっているのでは?
と疑問に思う人もいるでしょう。

確かに、2002年までは敬老の日と言えば9月15日だと定められていました。

では、どうして敬老の日が第三月曜日に変更になってしまったのかと言いますと、
2001年から設けられたハッピーマンデー制度が導入されたことが背景にあります。

ハッピーマンデーとは、「月曜が祝日になるように設定し、土日と休みをくっつけて三連休にしてしまおう」という制度です。

このハッピーマンデーの制度は、全ての祝日に適応されている訳ではなく、
元日などの絶対にこの日でないといけないという日を覗いた日に適用される制度になります。

敬老の日に関しても、9月15日にどうしても行わなければいけない訳ではないので、
ハッピーマンデー制度が適用されたということなのです。

敬老の日って当日何をするものなの?

敬老の日がいつか分かったので、次に敬老の日には何をする日なのかということをお伝えします。

敬老の日は、「敬」という漢字からも読み取れるように、「うやまう」ことをする日です。
また「敬」は「尊敬」の「敬」でもあります。

つまり、敬老の日には、ご高齢の方や祖父母にお祝いをしたり、
家族が集まって楽しく過ごす日なのです。

敬老の日には、いつも見守ってくれている祖父母に楽しい一時を過ごしてもらいながら、
感謝の気持ちを伝えることが良いですね。

敬老の日意味由来とは?

最後に、敬老の日の意味と由来について学んでみましょう。
敬老の日にもちゃんと意味と由来が存在します。

敬老の日の意味

敬老の日は、「長い間社会に奉仕してきたご高齢の方達を愛して長寿をお祝いする日」です。

つまり、「今のこの平和な日本があるのも、おじいちゃんやおばあちゃんが頑張って働いてきてくれたからこそあるものなので、
そんなおじいちゃんやおばあちゃんに感謝をしよう」という日だということです。

敬老の日の由来

敬老の日の由来には二つの由来が存在します。

聖徳太子説

昔、聖徳太子が悲田伝という老人ホームのような所を作ったのが9月15日だったことから、
この日が敬老の日になったという説がありますが、この説なあまり有力ではないです。

としよりの日

昔、兵庫県の多可郡野間谷村で、農村が暇になって季候の良い時期(9月15日)に、
「お年寄りを大切にして、お年寄りの知恵を教えていただき村作りをしよう」と考え
9月15日を「としよりの日」と定めたことが由来だとされています。

そんな村から始まったことが、兵庫県全体に広がり始めて、全国へ認識されるようになっていったのですが、「としよりの日」という響きがあまり好ましくないことから、1964年に「敬老の日」と名称が変えられたのでした。

何歳からお祝いする?

敬老の日に関するアンケート調査の中で、敬老の日に関する面白いデータがあることが分かりました。
それは、敬老の日をお祝いする側とされる側では、お祝いされる対象年齢に違いがあるということです。

20~40代の人に「敬老の日は何歳からお祝いするものなのか?」というアンケートをすると、
半数以上の人は「60歳から敬老の日をお祝いする」と答えます。

それに対して60代以上の人に同じアンケートをすると、「70歳から敬老の日をお祝いする」と認識しているのです。
それだけ60代の人はまだまだ元気だということですね!!!

ちなみに、世界保健機構(WHO)や老人福祉法では、65歳以上の人を高齢者と定めています。

このことからも、65歳から相手の気持ちなどを考慮した上でお祝いをしていくとよいですね。

また、孫が生まれている時には65歳になっていなくても、
孫の顔を見せながら少しずつ敬老の日をしっかり行ってあげるようにするとよいです。

老人の日と敬老の日の違い

2002年まで続いた9月15日の敬老の日は、今は「老人の日」と定められています。

また、9月15~21日までは、老人福祉法では「老人週間」としています。

この老人週間では、国民が福祉に関心を持ったり理解を深めたりして、老人達の生活向上につとめる努力をする週間になっています。

つまり、今の日本では、

となっているのです。

まとめ

敬老の日は、昔と今とでは日にちが違っていました。

しかし、敬老の日に行うことや意味については今まで通り、
いつも大切にしてくれている祖父母に感謝の気持ちと長寿をお祝いする日なので、
敬老の日はちゃんと皆でお祝いしてあげたいですね。

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