ボールペンは力を込めて書いてしまうと傷が出来てしまうこともあります。
ボールペンの落書きって、消せるような消せないようなよく分からない道具だと思いませんか?
そんなボールペンて一体どのような成分から出来ているのでしょうか?
ここでは、ボールペンの落書きに関する詳しい情報をご紹介いたします。
全て自己責任でお願いします。
ボールペンの落書き落としに有効な物や成分・方法
まずは、ボールペンはどんな成分から出来ているのかということを見ていきましょう。
ボールペンは、水性ボールペンと油性ボールペンの2種類があり、それぞれ成分が異なります。
- 水性ボールペン
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水性ボールペンは、「顔料・分散剤・水」で出来ています。
主に水を使っているものが水性ボールペンになり、
顔料を分散させて着色するのが特徴です。
- 油性ボールペン
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油性ボールペンは、「染料・溶剤・樹脂」で出来ています。
水性は水を使っているのでサラサラとした液体に対して、
油性は粘りのある液体になっており、
染料を溶解して着色するのが特徴です。
このように、水性ボールペンと油性ボールペンでは成分が違うということが分かりました。
では、この成分に着目しながら、ボールペンの落書きはどのようなもので消すことが出来るのか考えてみましょう。
水性ボールペンの場合には、主に「水」が原料となっていますので、
比較的簡単に落書きを落とすことができます。
水性ボールペンの落書きは、ボールペンで書いてしまった所に水を垂らし、
ペーパータオルをその上からかぶせて色が浮き出てくるのを待つだけで落書きを消すことができます。
油性ボールペンの場合には、主に「樹脂」を使ってします。
つまり、この樹脂を溶かしてしまう成分が入っているものを使えばいいわけですが、
樹脂を溶かすのによく使われるものには除光液があります。
そのため、除光液を数滴垂らしてからこすってみると、油性ボールペンの落書きを消すことが出来ます。
その他にも、水性ボールペンや油性ボールペンを消すことが出来るアイテムはあります。
身近なアイテムも沢山ありますのでご紹介いたします。
- 靴用クリーム
- リップクリーム
- グレープフルーツの皮
- 台所用洗剤
- 消しゴム
- エタノール
色々あるので、手短なものを試して見ましょう。
しかし、ボールペンの落書きの落とし方で気をつけることもありますので、
しっかりとチェックをしておいてください。
ボールペンの落書きの落とし方で気をつけること
ボールペンの落書きには、色々なアイテムで消すことが出来るということが分かりました。
でも、ボールペンの落書き全てに上記のアイテムが使える訳ではありません。
場所によっては、使わない方がよいものもありますので、注意しながら見ていきましょう。
- 服の落書きの場合
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服にボールペンの落書きがついてしまった時には、
必ず台所用洗剤でインクの染み抜きをしてから洗濯をするようにしましょう。「洗濯すれば取れるだろう」と軽い気持ちでいると、洗濯をして乾燥してしまった後ではボールペンの染みは落ちにくくなります。
- 壁や床の落書きの場合
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壁や床の場合には、あまり強くこすらないということを注意しながら落書きを落としましょう。
強くこすると、床を傷めて木目がなくなってしまったり、壁の場合はクロスが剥がれ落ちる危険があります。
- 車の落書きの場合
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車の落書きでは、除光液を使うと塗装が溶けてしまいますのでNGです。
- プラスチック製品への落書きの場合
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除光液などを使えば簡単に落ちますが、プラスチックの素材によっては表面を傷める可能性があります。
そのため、簡単に取れそうだからと一気に落書きを落とさずに、
目立たない場所で傷をつけずに汚れが落ちるのか試した後に範囲を広げていくことをおすすめします。
市販の専用ボールペンの落書きの落としは?
最後に、市販のボールペン専用の落とすアイテムがあるのか探してみました。
大人になれば使う頻度が多くなるボールペンですが、
専用の落書き消しは売っているのでしょうか?
- 消せるボールペン
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引用:item.rakuten.co.jp/houjou-kyouzai/lkfb2sef/「フリクションボール」や「ユニボールファントム」などが有名ですが、
ボールペンの持ち手の方の先にボールペン専用の消しゴムがついているものがあります。これなら、何かボールペンで書いていて間違えてしまった時にも安心して消すことが出来ます。
- ガンヂーボールペン消し
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引用:item.rakuten.co.jp/edenki/ed2165496/ボールペン専用のインク消しです。
- ボールペン消しゴム
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引用:item.rakuten.co.jp/auc-terraformer/4902506396228/油性のボールペンを消すことが出来る消しゴムです。
- 落書き落としクリーナー
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画像引用:
https://item.rakuten.co.jp/az-oil/892/こちらは、ボールペン以外の筆記具でも消すことが出来るアイテムです。
まとめ
ボールペンの落書きでは、水性よりも油性のボールペンの方が消すことが大変だということが分かりました。
その中でも服についたボールペンの場合は、先に染み抜きをしてから洗濯をしないと、乾いてしまってからでは染みが取れにくくなってしまうので、必ず染み抜きをしてから洗濯をすることが大切でした。
ボールペンはサラサラと書くことが出来ますので、知らない間に書いてしまっていたということは大人でもあり得ることです。
特に、服にボールペンを入れっぱなしにしていて、取り出す時にペンでシュッと書いてしまったということはよくある話です。
しかし、今はボールペン専用の消すアイテムも販売していますので、このような市販の商品を1つ持っておくと心強いですね。