子育て世代の方は、
少なからず育児ストレスを感じていることと思います。
筆者も幼い子2人の育児にストレスを感じることが多々あります。
かわいいわが子。
子供が生まれたら楽しい毎日になるのだろうと思っていました。
でも、気づけばストレスばかりが溜まり、
そんな自分にイライラしてしまう、ということはありませんか？
育児には休みがありません。
育児は本当に大変です。
でも、できるだけイライラせず、
楽しく育児したいと思っているのも事実です。
そこで、これから育児ストレスについて原因を考えていきたいと思います。
きちんとストレスの原因を知り、
発散方法を知ることで、毎日が少しだけ楽になると思います。
ぜひ、参考にしてください。
育児ストレスの原因とは？
育児ストレスの原因は
人によって異なるとは思いますが、
一般的によく言われるものをいくつかご紹介します。
当てはまる項目があるか、チェックしてみてください。
自分の思い通りに動けない
赤ちゃんの時期は、夜中に起きることもあり、
生活が不規則になりがちです。
育児がスタートすると、
赤ちゃんに合わせてママ自身のことをしなければなりません。
好きなときに好きなことができなくなり、
1人で過ごす自由な時間も減り、ストレスが溜まっていくのです。
子供中心の生活で、自分の時間がないということが、
育児ストレスに繋がるのです。
達成感がない
育児をしている間は、子供優先で、
自分のやりたいことを後回しにし、
空いた時間を見計らって細切れに行うものです。
達成感とは、物事が完遂されたときに味わうものです。
細切れ時間の中で、
自分がやりたいことを断絶されながらも
なんとかやっている状態では、達成感を得られません。
また、今まで仕事をしていたママにとっては、
毎日あまり変化のない日常には、達成感を感じることができません。
社会から取り残されてしまうような、
孤独感を持ってしまうママも多くいるようです。
頼れる人がいない
現代は核家族化が進み、子育てはますます孤立化しています。
ある調査では、約7割のママが育児で孤独を感じているという結果もあります。
実家が遠く、近所に気軽に相談できる友達がいない場合、
子育てのつまずきを感じても相談できないということになります。
困難に直面したときに、どうしていいのか解決策が見当たらず、
更に自分を自らが追い込んでしまうのです。
育児ストレスについて自己診断チェック方法をご紹介！
育児ストレスが溜まり続けると、
いつしか限界を迎え、育児ノイローゼに繋がることもあります。
育児ノイローゼになると、心身に不調をきたしてしまいます。
以下の症状がないか、ＹＥＳの数をチェックしてみてください。
□ちょっとのことでイライラする
□わけもなく涙が出る
□何もする気が起きない
□孤独感にで不安なる
□眠れない
□自己肯定感がなくなる
□自己否定する
□消えたくなる
□子供がかわいいと思えない
□過食や拒食の傾向にある
ＹＥＳの数はいくつになったでしょうか？
ＹＥＳが0個の場合
今は症状がなくても、子供の成長に伴って不安を感じたときに、
相談できる人や場所を作りましょう。
自分に合うママ友をゆっくりみつけていくことがおすすめです。
ＹＥＳが1～2個の場合
実家やファミリーサポート、
家事代行サービスなどを使い、一人で抱えている負担を減らしましょう。
美容院やショッピングに出かけて、
気分転換できる時間が持てるといいですね。
日ごろからストレスを溜めないように心がけましょう。
ＹＥＳが3個以上の場合
育児ノイローゼは、自分で自分をコントロールできなくなってしまいます。
子供や自分を傷つけてしまい、放っておくと重症化する恐れがあります。
家族や友人、地域の保健師さんに相談し、話をたくさん聞いてもらいましょう。
育児ストレス解消グッズをご紹介！
子育て中は、外へ出かけていくのもなかなか大変です。
そんな中、外出しなくても、
家でストレスを解消できるグッズがあります。
これからいくつかご紹介します。
叫びの壺
壺の中に大声で叫ぶだけで済むアイテムです。
叫びの壺はプラスチック製ですが、
防音効果がかなりあります。
大きな声で叫んでも、
普段の会話程度の音にしかなりません。
「子育てで叫びたくなるほどストレスが溜まっている！」
というママにおすすめです。
パルスエッグ
自分で手に握って、好きな量の電流を流して、
気分的にリラックスするというものです。
手は、感覚器官の中でも敏感です。
掌を電源パルスで刺激すると、
興奮や緊張、ストレスを和らげてくれるのです。
コードレスで、手の中に納まるコンパクトサイズもいいですね。
ハンドスピナー
子供のためのおもちゃという感覚が強いですが、
大人への癒し効果もあります。
グルグル回っているのを見入っていると、
なんだか心が落ち着きます。
種類も形も色々なものがありますので、
自分が気に入るものを見つけてみてください。
持ち歩くこともできるので、どこでも使えて、
イライラを軽減するのに役立ちます。
ピタミン
見た目もかわいいブタのおもちゃです。
ストレスが溜まった時に、グニュグニュと握りつぶしたり、
壁などに思いっきり投げつけたりすることができます。
投げつけたときにピタミンが潰れる姿に親子で楽しめます。
1個300円程度で買える、経済的な癒しグッズです。
まとめ
育児は365日休みなく続きます。
そんな中で、育児ストレスは、なかなか気づけないかもしれません。
なぜなら、毎日ストレスを感じていると、
だんだん感覚が麻痺してくるからです。
ひどくなってしまって、
育児ノイローゼや産後うつになってしまっては大変です。
近くに相談できる人がいる場合は、
話をたくさん聞いてもらいましょう。
また、ストレス解消グッズを使って、
自分でこまめにストレスを発散させましょう。
ママも人間、泣くことがあってもいいのです。
今は子育てが大変でも、子供の成長はあっという間で、
いつかは巣立っていきます。
頑張りすぎず、いい意味で手を抜きながら、
いつか思い出話としてみんなで笑える話になるといいですね。