みんな大好きグラタンは、魚介類や肉、ブロッコリーや
たまねぎやベーコン、ゆでたまごやマカロニといった具材に
ベシャメルソースなどのホワイトソースを絡めて
耐熱皿に盛りチーズ、パン粉をかけて器ごと
オーブンで焼いたフランス発祥の料理です。
魚介類をメインとした「シーフードグラタン」、
海老をメインとした「エビグラタン」、
マカロニをメインとした「マカロニグラタン」、
ジャガイモをメインとした「ポテトグラタン」など、
様々なバリエーションがあります。
おいしいから手軽に作れたらいいと思いませんか?
作っても、オーブンの温度はどのくらいだろうとか
考えちゃうと、できたものを買ってきて、
レンジでチンでもいいやってなってしまいます。
でも、自分で作ると、もっとおいしくできるのです。
いろんなグラタンのレシピをオーブンでつくろう
オーブンでグラタンの調理をするときの温度と時間は、
温度:200℃~250℃(220℃以上がおすすめ)
時間:3~5分/15~25分
グラタン調理を行う際の、オーブンの温度は200度以上にします。
それ以下の場合には、チーズが溶けるだけで、
グラタンの表面に焦げ目が付きにくくなってしまいます。
グラタンの水分が蒸発してしまうので、
カラカラパサパサになってしまうこともあります。
理想は220度以上ですが、200度でも綺麗な焦げ目を
つけることができます。
3、4分、という場合には、
グラタンをオーブンに入れる前に用意することがあります。
1人分で調理の場合は、具材の中身は全部火を通しておきます。
どんな具材でも一緒です。
グラタンの中身は熱くして
オーブンではチーズに焦げ目をつけるだけにします。
まず、一人分で量を少なくしてグラタンの中身は
すべて火を通して、そのままでも食べられる状態に
しておきます。
もしも冷蔵庫などに入れて冷やしていた場合には、
オーブンに入れる前に、電子レンジで軽く温めます。
この場合には、オーブンではチーズに焦げ目を
つけるだけでよいので、3~4分という短時間になります。
グラタンのレシピで定番マカロニグラタン
定番のマカロニグラタンは、
・最初に、マッシュルームを薄切りにします。
・次に、マカロニは表示時間通りに塩ゆでします。
・鶏肉は3cm角に切り、フライパンに油大さじ1/3を
熱してから中火で炒めます。
・肉に火が通ったら器に取り出しておきます。
・フライパンをキッチンペーパーで拭き、
油、バターを各大さじ2を入れ、中火で熱し、
・バターが半分溶けたら、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めます。
・弱火にし、小麦粉をふり入れて焦がさないように炒め、
コンソメを加えます。
・煮立つ火加減でかき混ぜながら、とろみがつくまで
30分煮ます。
・マッシュルーム、鶏肉、生クリームを加えサッと煮ます。
・ソースを作り、ソースの半量をマカロニと混ぜ合わせ、
耐熱容器に盛り、
・上から残りのソース、チーズをかけ、
200℃のオーブンで焼き色がつくまで焼きます。
コンソメを入れることで、深みのある味になります。
お試しあれ
グラタンと言えばレシピはたくさん!簡単で人気なのは・・・
簡単な人気のレシピです。
材料は、鶏肉、海老のどちらでもお好みで用意します。
・鶏肉又は海老と玉ねぎを適当な大きさに切り
鍋又はフライパンに分量のバターを溶かし、
鶏肉と玉ねぎを炒めます。
・玉ねぎがしんなりしたら一旦火を止めます。
鶏や海老に火が通っていなくても大丈夫です。
・小麦粉を入れます。小麦粉の粉っぽさが無くなるまで軽く混ぜます。
・牛乳、固形スープの素、マカロニを入れヘラでよく馴染ませ
火を点け弱火でゆっくりかき混ぜながら、トロミが付くまで煮込ます。
簡単でも、ちゃんと粉っぽさが無くなるまでまぜないとおいしくできません。
マカロニを茹でずに入れる場合は、水分を吸うので、
少し緩めがトロトロで美味しいです。
・トロミが付いたらグラタン皿に移しとろけるチーズや
粉チーズを乗せ、オーブン又はオーブントースターで焼きます。
焼き時間は機器の指示に従って下さい。
基本的に中身は全部火が通っていますので
焦げ目が付いたら大丈夫です。具材はお好みなので、
野菜のみでもおいしくできあがります。
ミニトマトを入れたグラタンもおいしいです。
焼きトマトがなんとも言えない酸味で美味ですよ。
まとめ
私も大好き、誰でも大好きなグラタンは、
冷凍より数段美味しいです。しかも自分で作れば、
たくさん食べられます。
グラタンって売っているのは小さくありませんか?
なんとなく物足りなしと思う人は少なくありません。
自分で作ればビッグなグラタンがたくさん食べられますよ。
冷凍しておけば、食べたいときにチンできます。
小腹がすいた時でもいいかもしれません。
作ったことのない人は、ぜひこの機会に
チャレンジしてみてください。
「小麦粉をちゃんとふるう」ことを、手を抜かなければ
おいしいグラタンが作れることは間違いありません。