出産でお母さんはすでにボロボロ…
ですが、育児には待ったなしですよね。
ボロボロの体にムチ打ってとお母さんは必死です。
はじめての出産だと当然育児も初めてです。
二人目以降だと慣れがありますが、
初めてだとそうはいきません。
分からないことだらけなのでパニックになってしまいます。
そんなときに助けてくれるのが助産師さんや母親です。
経験がある分、本当に助けてくれます。
私も初めての出産の時はフル活用しました(笑)
これから出産を控えた方は先に知っておくと
ある程度心構えができるため、ぜひ目をとおしておいてください!
新生児の育児が大変なわけとは?
新生児期の育児はとても大変ですが、
なにがどう大変なのでしょうか?
●ボロボロの体で育児がスタート
自然分娩の方だと出産後数時間、
帝王切開の方だと次の日に育児がスタートします。
体はボロボロの状態でも育児には関係ありません。
体はあちこち痛く、会陰切開したところや
帝王切開で切開したところは痛いままで、約3キロの赤ちゃんを抱く。
それだけでも負担があるのに、その上
沐浴、授乳など慣れない体勢で行うため
もっと体が悲鳴をあげてしまいます。
ですが、最初から上手にはできません。
慣れるまでは時間ががかると割り切ってしまうことが大切です。
●ママの精神が不安定
いわゆる「マタニティーブルー」というやつです。
「マタニティー」だから妊娠中だけじゃないの?
と思いがちですが、出産後もあらわれます。
マタニティーブルーは急激なホルモン変化が原因で起こります。
マタニティーブルーの症状は、以下のような症状があります。
・わけもわからず涙が出てくる
・急に不安に押しつぶされる
・家族などに八つ当たりをしてしまう
・やる気がでない
・イライラが止まらない
・自己嫌悪に陥る
・不安で眠れない
ママの精神が不安定なままでの育児とても大変です。
ですが、マタニティーブルーは一過性のものなので、
数日〜10日で自然になくなっていきます。
1ヶ月すぎても症状がなくならない場合は、
「産後うつ」の可能性があるため、
早めに産婦人科医に相談してください。
●可愛いは最初だけ、あとは地獄
産声を上げて、顔を見せてくれたときは最高に可愛いですが、
ここからが地獄の始まりです。
とりあえず泣く。
おっぱい?オムツ?寒い?暑い?え、何?もうお手上げ…
寝ている時が正直心休まる時間です。
思ってはいけませんが、どうかこのままでと願ってしまいます。
母親失格と思わざるをえないほど追い込まれてしまいます。
ですが、慣れるまでの辛抱です。
あまり自分を追い詰めないであげてください。
●夜は赤ちゃん泣く、ママ眠い
昼間は比較的寝てくれる赤ちゃんも多いですし、
ママも比較的起きていられます。
しかし、夜になるとなぜか赤ちゃんは泣く回数が増えます。
そしてママは眠たいけれど、
泣く赤ちゃんを放っておくわけにはいきません。
夜になってほしくないと願うママも多いと思います。
それほど夜のお世話は大変です。
なので寝れるときにしっかり寝てください。
母乳育児で一番大変なのは新生児期!
つぎに大変なのが母乳による授乳です。
何が大変なのか見ていきましょう。
●母乳が出ない!
赤ちゃんを出産すると母乳は勝手に出るという
イメージを持っている方が多いと思いますが、実際は違います。
最初はどんなに搾ってもスズメの涙程度しかでません。
このような状態が3日ほど続きます。
3日ほど頑張ると母乳が溢れるくらい出てくるようになります。
●頻回授乳が辛い
頻回に授乳しなければならないため、
お乳がもげそうになります。
頻回授乳により、母乳が底をつきかけてしまうこともしばしば…
赤ちゃんはお腹が減って当然泣きますよね。
授乳のペースが掴めるまでは赤ちゃんとの戦いです。
●乳首か切れる
赤ちゃんはおっぱいを吸うのが下手です。
そして、お母さんもおっぱいをあげるのが下手です。
下手なもの同士が行うため、乳首が切れてしまうことも…
切れてしまった場合は、
羊の脂で作られた保湿クリームを塗ったり、
乳頭保護器を使いましょう。
育児の大変さはいつまで続くの?
初めての育児だと
これが永遠に続くのかと思ってしまいますよね。
ですが、安心してください。
3ヶ月過ぎれば、育児もグンと楽になります。
大変な時期は産まれてから3ヶ月までです。
この時期を乗り越えれば、
今度は楽しみに変わっていきます。
それまでは目の前のことを一生懸命やりきりましょう!
まとめ
いかがでしたか?
育児書に書かれていることは正しいこともありますが、
実際は違っていることがほとんどです。
なので決めつけないことが大切です。
決めつけてしまうと頭の中がパニックになってしまいます。
私も初めての育児ではかなり手こずりました。
もちろんマタニティーブルーにもなりました。
それほど初めての育児は大変です。
ですが、赤ちゃんの時期は一瞬で終わってしまいます。
少しでも気を楽にして育児を頑張ってください!