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ワセリンとリップクリームの成分は同じ?違いや成分のメリットデメリット

あなたは唇のケアをちゃんとしていますか?
ケアするとき「ワセリン」と
「リップクリーム」どちらを使っていますか?

冬に限らず、唇はケアを怠るとすぐ乾燥してしまいます。
それはなぜかというと、
唇はほかの皮膚より薄いからです。

そう!唇はとてもデリケートなのです。

リップクリームやワセリンを塗り忘れた日に、
水分がすべて飛んだように乾燥し、
痒みや痛みがでてきます。

私はよくケアを怠るため、
すぐガサガサになります…

では、デリケートな唇には
どちらがいいのでしょうか?

「ワセリン」が本来はおすすめです?

じゃ、リップクリームってなに?って
感じになりますよね。

そこで今回は、ワセリンとリップクリームの成分や違い、
種類など細かくみていきましょう!

ワセリンとリップクリームの成分について

どっちも成分は一緒じゃないの?と
思いますが、じつは違います。

では、どのような成分でできているのか
別々にみていきましょう。

まずはワセリンから!

ワセリンは一般的に
白色ワセリンと言われています。
成分は「石油」を精製したものだけです!

え?石油?体に悪いでしょー!と思いますが、、、
石油の元は植物です。

そして、ワセリンは脂肪酸を含みません。

ほかのものと結合することがないため水に強く、
酸化スピードが非常に遅いです。

なので、開封後数年経っても品質に問題なし

つぎにリップクリームをみていきましょう!

リップクリームは成分が
種類によってさまざまです。

主成分は、ロウミツ、ワセリン、ラノリン、
メントール、ショウノウといった油脂や鉱物油に、
さまざまな香料やビタミンEやココアバターなど
の添加物を混ぜて作ったものです。

中には唇にとってよくない添加物
(タール色素、着色料、表面活性剤…)が
含まれています。

成分だけみても、
明らかにリップクリームのほうが
唇に悪そうということがよく分かります。

ワセリンとリップクリームの違いについて

ワセリンとリップクリームは
成分以外にも違いがあります。
メリットやデメリット、用途が違います。

ワセリンのメリット/デメリット

●ワセリンのメリット

●ワセリンのデメリット

リップクリームのメリット/デメリット

●リップクリームのメリット

●リップクリームのデメリット

ワセリンの用途は、
全身どこでも使える皮膚保護剤です。
リップクリームの用途は、
唇の保湿のみです。

ワセリンは不純物を取り除いた
きれいな油なので、
副作用がなく新生児や肌の過敏な方でも
安心して使えます◎

ただ、ワセリンは外の刺激から肌を守ったり、
水分の蒸発を防ぐための蓋の役割しかしないので、
乾燥肌を改善させるのには向いていません

また、毛穴に詰まったりすると
ニキビを悪化させてしまう可能性もあるため、
ニキビがある方も向いていません

リップクリームはたしかに手軽に保湿できますが、
使えば使うほど荒らしてしまうものもありますので、
今自分の唇がどんな感じか把握しておきましょう。

ワセリンとリップクリームの種類について

ワセリンやリップクリームと
一括りにしていますが、
じつはそれぞれ種類があります。

それではそれぞれの種類を
みていきましょう。

<ワセリンの種類>

・黄色ワセリン
精製度が一番低いワセリンです。
不純物が多いので、肌に問題ない方以外は
使わないことをおすすめします。

・白色ワセリン
黄色ワセリンから不純物を取り除いたりワセリンです。
これが一番ワセリンの中では有名です。
安くて、安心して全身に使えるワセリンです。

・プロペト
白色ワセリンからさらに
不純物を取り除いたワセリンです。

高純度、高品質なワセリンです
不純物がない分、
デリケートな部分にも気兼ねなく使えます。
赤ちゃんや敏感肌におすすめです。

・サンホワイト
これは最高級なワセリンになります。
不純物がないため、
これも赤ちゃんにおすすめです。

不純物がほとんどないプロペトやサンホワイトは
直接手で触れると菌を移してしまうので、
触るときは綿棒などで使う分取るようにしましょう。

<リップクリームの種類>

・化粧品
効果も副作用も少ないリップクリームです。
赤ちゃんや小さなお子様、
添加物が気になる方、
ちょっとした乾燥の改善の方が対象になります。

・医薬部外品
効果も副作用もある程度あるリップクリームです。
ちょっとした炎症や乾燥によるヒビ割れ、
痒みなど調子があまりよくない唇が対象になります。

抗炎症作用や血行促進効果のある
「酢酸トコフェロール」「グリチルリチン酸2K」などの
有効成分が含まれています。

・医薬品
これは立派な治療用リップクリームです。
効果も副作用もありますので、
長期間使うのは避けましょう

あきらかに状態が悪い唇が対象になります。

抗炎症剤や創傷治癒剤の効果がある
「グリチルレチン酸」「アラントイン」などが
含まれています。

また、化膿しないようにと
殺菌剤が含まれていることもあります

さすが、医薬部外品や
医薬品のリップクリームは違います!

ですが、「薬」とつく以上は
必ず副作用もあります。

おかしいなと思えば、
すぐ使用を中止し病院に受診しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ワセリンもリップクリームも
同じ保湿剤ではありますが、
まったく中身は異なります。

唇は本当に皮膚が薄いです。
そして、唇は女性にとって魅力を
アピールできる大事な部分です。

そこに危険なものがたくさん含まれたものを塗るのか
それとも安心安全なものを塗るのか
自分の唇とよく相談して、
合うものを選んでください!

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