女の子の節句といえば“桃の節句(ひな祭り)”
地域性もありますが、一般的には3月3日に行われます。
桃の節句は、ひなあられ、甘酒、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物が
代表的な料理になります。
中でもなぜはまぐりが桃の節句なのでしょうか?
そこで今回なぜはまぐりが桃の節句で
食べられるのかをまとめてみました。
なぜはまぐりが桃の節句に食べられるの?
なんとなく桃の節句にはまぐりのお吸い物を作りますが…
ここで気になるのがなぜはまぐり?ということです。
ですが、そこにはちゃんとした理由があります!
桃の節句は女の子の成長や幸せを願う大事な行事です。
二枚貝は“女性”を表すと言われています。
中でもはまぐりの貝殻は、ほかの貝とは違い対でないと
絶対かみ合わない貝殻です。
そのことから、はまぐりは相性の良い夫婦を表すのです!
そのはまぐりの貝殻のように、
相性がぴったり合うすてきな人と一生一緒に末永く幸せに暮らせますように!と願いが込められています(^^)
親としてはいつまでも我が子の幸せを願うものです。
私も女の子を産み育てていますが、本当に可愛いです!
こんな小さいときから心配しています(笑)
やはり我が子たちには心の底から幸せになってもらいたいので、
はまぐりに願いを込めてしまいます。
そして、相性はとても大切だと思います!
相性が悪ければ一緒にいてもまず楽しくありません^^;
まずそんな人と一緒になってほしくありません(笑)
心配で心配でしょうがないです…
それもそうですが、本当の意味を知るまで気にもかけていませんでしたし、
なんでもいいんじゃないの?と思っていました。
ですが、このような意味があるとなれば親としては
必死になってはまぐりを探します。
実際、我が子の初めての節句を少し早め(2月)に行いましたが、
当然はまぐりがあるわけではなかったので探すのに苦労しました。
なんとか見つけることができたのを思い出します…
ちなみにお食い初めのときもはまぐりを使います◎
意味は同じです(^^)
昔の人は本当に凄いですよね、感心します。
そのほかの理由としては、はまぐりの旬が春だからです。
貝自体栄養がありますが、旬だとさらに栄養価がパワーアップします!
幸せと健康のダブルを願っているとは、親とは凄いものです。
無償の愛とはこういうものなのかもしれませんね(^^)
桃の節句で食べられるはまぐりの由来とは?
上記ではまぐりを食べる理由を述べましたが、
はまぐりが桃の節句で使われ始めた由来とはなんでしょうか?
その由来は上記でも述べましたが、
はまぐりのようにぴったりと合った
運命の人に巡り合いますようにというのが由来です。
はまぐりのはほかの貝とは違い、
最初から対になっている貝殻のみ!というのから始まり…
江戸時代では嫁入り道具の一つとなりました。
ここでもいつまでも仲睦まじい夫婦でありますようにという
願いが込められていました。
今と違い、昔は結婚すると簡単に実家には帰れなかったことから
女の子の子供をもつ親としては
幸せを願わずにはいられなかったと思います。
結婚すると本当にいろんなことがあります(笑)
私も独身のときは“真の幸せ”なんて考えたことはありませんでした。
しかし、結婚し子供を産んでからは“真の幸せ”について
考えさせられることが多くなりました(*_*)
結婚した今でも私の親は私の幸せを願っています。
親ってそういうものだと思います。
はまぐりの貝殻のように相性のよい夫婦であったと言える日がくればいいな〜と思います(笑)
桃の節句で食べる食べ物ではまぐりのお吸い物以外にどんなものがあるの?
ここまではまぐりについてお話ししてきましたが…
桃の節句で食べる食べ物はほかになにがあるのでしょうか?
紹介していきますね(^^)
まずはちらし寿司。
ちらし寿司はお祝いごとに欠かせない代表的な食べ物ですよね!
見た目が華やかなうえ、桃の節句に合う食べ物です◎
昔は“なれ寿司”と呼ばれる、
ちらし寿司のもととなったお寿司を食べていたそうです。
ちらし寿司は美味しいですよね(^^)
普段食べないならこそ、特別感のある食べ物です♪
つぎに菱餅。
赤と白と緑のお餅が重なった食べ物です。
昔は赤と白しかなかったです。
雛人形の飾りにもありますので、
出したときにぜひ見てみてください!
ただ色合いがいいからではありませんよ!
きちんと意味があります。
赤は魔除け、白は清浄と純潔、緑は健康と長寿。
こんなところまで親は子供の幸せや健康を願っていたんですね。
本当に親って凄すぎます!
さいごに白酒。
昔は桃の花を漬け込んだお酒が飲まれていました。
白酒になったのは江戸時代からです。
桃には邪気を祓い清める効果もあると言われています。
ですが、残念なことに白酒はアルコールがあるため、
アルコールの入っていない甘酒を飲みましょう◎
最低、ちらし寿司と白酒、
菱餅にはまぐりのお吸い物は用意してくださいね!
あとは主役となる子の好きな食べ物を用意してあげましょう(^^)
一番忘れてはいけないことがあります。
それは“ひな人形を飾る”ことです!
必ず飾りましょう!
まとめ
いかがでしたか?
なんとなくはまぐりを用意していたと思いますが、
そこにちゃんと意味があります。
そして、その意味は親が娘の幸せと健康を願うものばかりです。
意味を知ることでこの行事の大切さを知ることができると思います。
親の愛は本当に深いものですね(^^)