大人になってから、
ピアノを始めてみたいと思った経験のある人は割と多いようです。
大人がピアノを始める時、
ピアノ教室に通う時間やお金のことを考えて、
独学で練習して弾けるようになれればいいですよね。
しかしピアノ教室に通えば、
ピアノの練習方法など教えてくれますが、
独学では自分で練習方法を考えなければなりません。
ですが、一体何から始めれば良いのか、
途方に暮れてしまいますよね。
この記事では、ピアノを独学で始めるとき、
何から始めれば良いのかご紹介します。
また、独学で使える教本や練習曲についてもご紹介します。
ピアノを独学で始めてみたい方は、
是非参考にしてくださいね!
ピアノの独学は何から始めれば良いのか?
ピアノを独学で始めるとき、
まず何から始めれば良いのでしょうか?
ピアノ初心者の方は、
ピアノの基本的な知識をおさえていきましょう。
最初に大事なのは、指の使い方、
鍵盤の押さえ方を正しく把握することです。
最初に間違った弾き方で弾いてしまうと、
後々修正するのが大変になりますので、
初めから正しいフォームを覚えましょう。
正しいフォームは、以下の通りです。
- 椅子の半分のところまでに座り、深く座らない
- 背筋を伸ばして、まっすぐな姿勢で弾く
- 両手で卵を握っているような形で手を鍵盤に置き、
手首は鍵盤から下がらないようにする - 指の先端、爪の生え際で弾く
正しい姿勢が分かったら、次はピアノの鍵盤の位置、
ドレミの位置を覚えます。
五線譜の見方をまず理解します。
音階や記号、音符と休符の長さなどの基礎知識を
一通りおさえる必要があります。
楽譜の読み方について書かれたおすすめの本をご紹介します。
いちばんやさしい楽譜の読み方(CD book) 小林一夫 著
CDを聴きながら学習できる、
イラスト付きの分かりやすい楽譜入門書です。
できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門(CD付)
仛美秀俊 著
日本一やさしく親切を目指した解説なので、
初心者でも読みやすい楽譜やリズムの読み方が書かれています。
五線譜の見方が分かったら、いよいよ実践です!
ドレミファソラシドを、
正しい指使いで滑らかに弾けるようになるまで練習しましょう。
右手と左手とでは、指の使い方が違ってくるので、
まず片手ずつ練習します。
片手でスムーズに弾けるようになったら、
両手で滑らかに弾けるように練習します。
地道な練習ですが、
基礎が大事なので頑張りましょう。
ピアノの独学で使うおすすめの教本とは?
ピアノを独学で練習するにあたって、
教本は絶対必要なものになります。
ですが、ピアノの教本はたくさんあるので、
どの本を選べば良いのか、
判断するのは難しいですよね。
これから、ピアノを始めようと思っている方に
おすすめの教本をご紹介します。
是非、参考にしてくださいね。
最初に選ぶべき教本は「基礎練習本」です。
基礎練習本では、
指を滑らかに動かす練習をするようになっています。
基礎練習は単調なものが多いので、
つまらなく感じるかもしれませんが、
ピアノの上達にはとても重要です。
基礎練習の効果は、難しい曲でも発揮されますので、
基礎練習本は必ず用意しましょう。
おすすめの基礎練習本をご紹介します。
バーナムピアノテクニック(導入書)
ピアノ教室でも実際に使われている教本です。
音符に数字がふってあるので、
基本的な指の動きが学習できます。
ピアノ悠々塾 入門編 CD付(ヤマハミュージックホールディングス出版部)
大人が気軽にピアノに慣れ親しんでほしいという思いが込められた教本で、
見やすいレイアウトが特徴です。
大きい五線譜に音符や手の動きが分かりやすく記されており、
基礎練習にピッタリです。
ピアノの独学で使いたい練習曲とは?
ピアノの基礎練習本をマスターすると、
基礎練習だけでは物足りなくなってきます。
そんな時は、次にどんな曲を練習すると良いのでしょうか?
初心者の方におすすめの練習曲集をおすすめします。
それは、ピアノテクニック教本
「初歩のピアノ練習曲集①~③」(ヤマハミュージックメディア出版部)です。
ここでは①の教本についてご紹介します。
① は、こどものバイエル上巻後半程度の難易度とされています。
具体的には、1番目の曲から両手で
別々の動きをしながら弾く曲になっています。
全19人の作曲者による50曲もの曲数が収録されています。
この本の練習曲は、曲ごとに習得したいテクニックがあり、
それを考えた上での編成になっています。
この本の練習曲を練習することで、
色々なテクニックを習得できる仕組みになっています。
1冊1000円強で、
購入しやすい値段も魅力的です。
何を練習曲に選んで良いか分からないという方は、
初歩のピアノ練習曲集の①から始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ピアノ独学は、何から始めれば良いか不安に感じられる方が多いと思います。
初めは、ピアノの基礎から学習しましょう。
練習も基礎練習から始め、
色んな曲に応用させられる力を身につけましょう。
ピアノ上達には、基礎練習と、
毎日の練習あるのみです。
毎日の練習で疲れないように、
自分が弾きたいと思う曲を弾きながら、
楽しく練習しましょう。