赤口の納車に時間や縁起を気にして避ける人は多いと言いますが、実際のところどうなのでしょう?
高いお金を出して購入した車の納車日を決めるとき、
暦の六曜を気にする人もいれば、暦の六曜を全く気にしないという人もいます。
人それぞれ暦の六曜のとらえ方や考え方は違いますが、
納車日を徹底的に縁起のよい日にする人も中にはいます。
特に、以前事故を起こしてしまったり、車のトラブルがあった人は六曜を気にする人が多いかもしれませんね。
では、六曜の中で納車を赤口(しゃっこう・しゃっく・せきぐち・じゃっく・じゃっこう・あかくち)の日に行うのは良いのでしょうか?
ここでは、赤口に納車をすることについて調べてみました。
ちなみに、納車など何かしらの予定で、
赤口など当日の六曜が気になる方は、
こちらで当日の六曜を確認できます。
赤口の納車は時間と縁起を気にするべき?
六曜の赤口とは11時~13時までなら吉ですが、
それ以外の時間はずっと凶だという、あまり縁起の良い日ではありません。
そんな日に納車をするということは絶対に避けたいという人もいれば、
全く気にしないという人もいます。
では、赤口の時に納車は気にするべきなのでしょうか?
それは、その人の気持ち次第であり、赤口の11時~13時に納車をしたからといって事故る確率が高くなる訳ではありません。
もし事故る確率が高いという統計があるなら、それは事故った人が「納車が仏滅や赤口だったから・・」とはいっても「納車が大安だったから・・」とは言わないだけです。
そもそも六曜は中国から伝来した占いによるものなのですが、中国ですら、この六曜は今はあまり使っていないのです。
つまり、納車の日を決める時に六曜を気にするということは、
全く科学的根拠は1つもない占いを気にしているようなものだということなのです。
「納車が赤口になりそうだから変えよう」と暦を気にするくらいなら、
事故らないように毎日運転する時には車間距離をあけて、
今まで以上に注意深く運転をするように心がけていた方がよっぽど事故る確率は低くなるのです。
それでも六曜で赤口を気にするなら正午を狙ってみる?
もしも納車の日を気にする場合は、どのように納車をしたらよいのでしょうか?
- 赤口や暦をかなり重視する人
-
暦をかなり重視する人は、そもそも仏滅や赤口などの基本的に縁起の悪い日にちは避けて納車をするべきです。
また、車の契約をする日の暦や、納車をした後にもしっかりとお祓いをしてもらったりと、
徹底的に暦を気にした方が納得がいきます。
- どちらかと言うと赤口や暦を気にする人
-
暦を100%信じている訳ではないけれど、気にする時は気にするという人が納車をする場合、
納車をするタイミングがどうしても赤口になりそうな時には、赤口の中でも吉の時間帯(11~13時の間)正午を中心に納車をしてもらいましょう。
- 全く赤口や暦は信じないという人
-
全く暦を信じないという人の場合は、自分の好きな時に納車をしてもらいましょう。
どんな時に納車をされても、事故らない人は事故りません。
自分の心がけ1つで事故る確率は減りますので、毎回注意を払いながら運転しましょう。
ディーラーの人は納車日を決める時には赤口や暦を気にする?
では、肝心の納車をしてくれるディーラーの人はそもそも赤口や暦を気にするのでしょうか?
ディーラーで働く人の意見をまとめてみると、
やはり暦を気にしながら納車日を気にするお客の方が多いため、
自然とディーラーの人も暦を気にする人が多いです。
お客の納車日の傾向としては、大部分のお客が納車日を大安にしようとしますが、
都合が悪い時には、仏滅や赤口を外した日で日にちの調整をしています。
ディーラーは六曜だの赤口だのは、割とどうでもいいようですが、
お客が気にするならしょうがないといった感じですね。
納車のお祓いの費用はどのくらい?
赤口納車が気になるけど、
どうしても正午付近は予定が取れないなんて方も多いことでしょう。
そんなときは、赤口納車のときにお祓いを受けるのも良いですね。
赤口納車に限らず、
車の納車の時にお祓いをしてもらう方は、
けっこう多いようです。
納車のお祓いの場所は、
神社が大半です。
納車のお祓いお費用に関しては、
お祓いを施してくれる施設によりけりですね。
実際に納車のお祓いをした人たちに費用の統計を取ってみました。
大体5000円程度が多いようですが、
安くて3000円から高くて1万円程度と言った感じですね。
値段によるプランの違いがあるところもあります。
新車や中古車の納車のお祓い費用と内容の実例
実際に、
車の納車時にお祓いを受けた方の例を聞いてみました。
どんな方法なのか状況を参考にしてください。
納車のお祓いは「鳥取県倉田八幡宮」で
お祓いの費用は5000円
お祓いを受けた方が神様の御加護があると考えました。
命を預ける、又は人にも迷惑を掛けてしまうかもしれないので、
なるべくその可能性を低くしたかったからです。
拝殿でお祈りをして頂き、
宮司さんの仰られる流れで参拝しました。
その後にお神酒、御守りのセットを頂きました。
その後に車へ移動し、
そこでも宮司さんがお祈りをして下さいました。
最後には白い紙きれでお祓いを締め括られました。
車は凶器になりかねないので、
お祓いをして頂くことで心強い気持ちになります。
守って頂けるという安心感も持つことが出来ます。
納車のときのお祓いの費用などに関しては、
こちらの記事でも詳しく解説しています。
まとめ
車の納車日を決める時には、赤口は出来るだけ外して納車してもらう人が多いということが分かりました。
また、どうしても赤口の日に納車をしなければいけない時には、
赤口の中でも吉とされている11~13時までの時間帯の納車がベストでした。
しかし、一番大切なのは、暦を気にすることではなく、
毎回の運転の時にいつも初心に帰って注意深く運転をするということです。
事故った原因を暦のせいにしない為にも、交通ルールをしっかりと守って運転しましょう。
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