エアコンをつけているのに、
なかなか部屋の中が暖かくならない事が冬によくあります。
私は実家を離れてから長い間マンションで暮らしていますが
マンションは戸建住宅と比べると外の冷気が入ってきて、
寒いような気がします。
服の重ね着や靴下の二枚履きで
何とかしのいでいますが、暖房効率が悪いと
光熱費が余計に高くなってしまうのも悩みのタネです。
そこでマンションの防寒対策を調べたら、
窓への対策がポイントになることがわかりました。
マンションの窓の防寒方法を詳しく紹介!
暖房機器を使っていてもなかなか部屋が暖まらない原因は、
- 外の冷気がはいってきている
- 暖かい空気が外に逃げてしまっている
この二つが主に考えられます。
これらは窓・ドア・床から冷気が入り、
外に暖かい冷気が逃げています。
しかもこの3つの中で
窓からの冷気の入り込みや逃げる量が一番多く、
全体の50%を締めていることがわかりました。
それならばこの冬の寒さ対策は、
窓を中心に行わなければいけません。
そこで具体的な窓の防寒対策をご紹介します。
マンション窓の防寒対策方法
①サッシ枠断熱テープを貼る
ガラス窓から冷気が漏れる事は知られていますが
サッシ枠からも冷気が入っているそうで、
窓から逃げる冷気のうち40%はサッシ枠から逃げています。
ホームセンターやネットショップに
サッシ枠専用の断熱テープが売られているので、
それを購入してサッシ枠に貼ると冷気を逃がさなくなり、
結露でカビだらけになることも防ぐことができます。
②窓ガラス用の断熱シートを張る
サッシ枠から40%の冷気が入り込んでいますが、
窓ガラスからは残りの60%の冷気が入っています。
サッシだけではなく窓ガラスにも断熱シートを貼る方が
防寒効果があがります。
しかも断熱シートは防音対策にもなるので、
外からの賑やかな音が気になる人にはダブルで効果があります。
③二重カーテンにする
薄手の夏用のカーテンを使っていると、
暖房の暖かい空気が外に逃げやすくなります。
冬には二重カーテンや厚手の遮熱カーテンを使用すると、
暖かい空気が外に逃げる量を減らせるので、
お部屋の中が温まりやすくなります。
ヒートショックに注意!浴室の窓も防寒が必要
マンションに限らず浴室に大きな窓があると、
冬のお風呂場がとても寒く感じます。
日本の家屋は夏の暑さをしのぐ事が重視されて
冷気の断熱性が低いので、浴室は冬にとても寒くなります。
脱衣所も同じように冬はとても寒くなるので、
寒い脱衣所で服を脱いで
寒い浴室で体を洗っていると血圧が上昇します。
そして暖かい湯船に入ったとたんに血圧が急激に下がるので
「ヒートショック」が起こりやすくなり危険です。
毎年冬になると
ヒートショックに気をつけるようにと言われますが
寒い浴室の対策をせずに我慢している人は
若い人には多いかもしれません。
ヒートショックで倒れる前に、
早めに浴室の防寒対策を取りましょう。
まず脱衣所の窓にもカーテンを取り付けると
外からの冷気が遮断できます。
先ほど説明した断熱シートやテープを貼っても効果的です。
浴室の窓にも断熱シートや
アルミシートを貼ると冷気が入り込まず
温まりやすくなります。
昼間の日当たりが良い場所に浴室の窓があるなら、
昼間の日光を利用して浴室を温めておくことも効果があります。
窓だけでは浴室の防寒対策は不十分かもしれません。
まだ寒く感じたら、
足から冷たさを感じないためにすのこを敷き、
服を脱ぐ前にシャワーのお湯を出しておいて、
床や壁を温めておくと寒さが和らぎます。
そしてもしも可能なら浴室用の暖房器具を設置して、
先にお部屋と同じくらいの温度に温めておくと
安全にお風呂に入れます。
効果はある?冬の防寒対策に窓のプチプチをはってみたら
冬のお部屋の防寒対策として、
窓に荷物を包むプチプチを貼る方法があります。
窓に使う大きなサイズは、
ホームセンターで手に入ります。
プチプチの中身は空気なので
晴れの日に窓に太陽の光が当たると
プチプチの中の空気も温められて、
保温効果も高まります。
断熱シートより安く手に入ったので、
実際にお部屋の窓にプチプチを貼ってみました。
貼り方はその住宅によって異なりますが
画鋲で木製の外枠に貼るか、
ガムテープで貼る事もできます。
そしてはがした時に粘着剤の跡が残るのを避けたい人は、
さらさらした透明のメディングテープと
両面テープの2種類を使って固定すると、
後が残らずにはがすのも簡単です。
私もこの方法を試してみましたが、
はがしやすくて楽でした。
そしてプチプチを貼る前よりも貼っている時のほうが、
体で感じる寒さが少なくなったような気がします。
プチプチには防寒効果があります。
まとめ
冬は窓から冷気が入って、
暖房をつけてもなかなかお部屋が暖まりません。
しかしプチプチや断熱シートを貼るだけの簡単な方法だけで、
寒さがいくらか和らぎます。
これから本格的な冬になりますが、
その前に防寒対策を進めて
寒さから逃れて快適に過ごそうと思います。