廿の読み方は、
音読みで「ジュウ」
訓読みで「にじゅう」
です。
画数は4画
廿の意味
廿の意味は、数字の「二十」「20」を意味します。
十九(19)の一つ次、二十一(21)の一つ前の数字。
廿の部首が「十」で、
十と十を重ねて出来た字です。
単純に「二十」を一文字にまとめた感じですね。
現在では、地名の中にちらほら見られる程度で、
あまり使われることはありませんが、
人名漢字、常用漢字として位置づけられてはいますので、
子供の名前につけることも出来ます。
子供の名前に使える漢字いついては、
こちらの記事をどうぞ。
https://nagashiyomi.com/7808.html
廿って簡単な感じがあるのに、
二十の方が一般的なので、
廿の出番がなくてちょっと残念ですね。
個人的にはもっと普及していてもいい感じだと思うんですがね。
「廿」の書き順
廿の書き順は以下の通り。
廿の書き順は、
最初は上側の横棒を長めに引いて、
左側の縦棒を引きます。
ここまでは十と同じ書き方ですね。
さらに右側の縦棒を引いて、
最後に2本の縦棒の底を繋ぐように横棒を引きます。
「廿」の変換の仕方
「じゅう」と打ち込んで変換すれば「廿」が候補にあったりします。
ちなみに「にじゅう」では、出てこないことの法が多いです。
廿の使い方例
廿は単純に「二十」の代わりに使うことが出来ます。
廿日(はつか)
廿歳(はたち)
とか
「廿」の類語
十(10):十(じゅう)
二十(20):廿(にじゅう)「十十」の合字
三十(30):丗・卅(さんじゅう)「十十十」の合字
四十(40):卌(しじゅう)「十十十十」の合字
「廿」が使われている地名
廿が使われている地名は、
各地でちらほら17箇所確認できます。
ちょうど廿箇所だったら良い落ちだったんですけど。
- 廿日市(はつかいち)
- 広島県廿日市市
- 廿山(つづやま)
- 大阪府富田林市
- 廿木(はたき)
- 山口県岩国市
- 廿枝(はたえだ)
- 高知県南国市
- 廿治(はたち)
- 佐賀県杵島郡白石町
- 廿九日(ひずめ)
- 石川県鹿島郡中能登町
- 三和町廿屋(みわちょうつづや)
- 岐阜県美濃加茂市
- 廿六日町(にじゅうろくにちまち)
- 青森県八戸市
- 廿人講町(にじゅうにんこうちょう)
- 京都府京都市下京区
- 廿代町(にじゅうだいまち)
- 高知県高知市
- 廿六木(とどろき)
- 山形県東田川郡庄内町
- 廿軒家(にじっけんや)
- 愛知県名古屋市守山区
- 廿一軒町(にじゅういっけんちょう)
- 京都府京都市東山区
- 廿三日町(にじゅうさんにちまち)
- 青森県八戸市
- 廿里町(とどりまち)
- 東京都八王子市
- 廿原町(つづはらちょう)
- 岐阜県多治見市
- 廿五里(ついへいじ)
- 千葉県市原市
まとめ
単純に十を合わせた漢字ですが、何気に一般的には見かけませんね。
廿は意外と簡単に変換も出来るのでもっと廿を使ってもいいのではと個人的には感じます。