大曲花火大会については、毎年大勢の観光客が押し寄せますが、
「花火がすごい!」
ということだけで実はあまり詳しいことは分からなかったりするものです。
せっかく大曲花火大会についてご紹介しているので、
ちょっと詳しく由来や豆知識を知ってみましょう。
大曲花火大会はどんな歴史や由来があるの?
大曲花火大会は、日本三大花火大会の一つになっており、
「大曲の花火」とも言われています。
その歴史は明治まで遡り、明治43年に
諏訪神社の祭典の余興花火として打ち上げられたのが最初だと言われています。
その後、大正4年には「全国花火競技大会」と名前を変え、
より盛大に行うようになります。
第二次世界大戦後もこの花火大会は続きますが、
物資の不足などからあまり観光客が足を運ぶことはありませんでした。
そこで、地元住民が立ち上がり、町おこしイベントとして
諏訪神社の祭典と花火大会をPRしたところ、
だんだんと観光客がつくようになったのです。
現在の大曲花火大会は何発打ち上げる?規模や見所は?
今年で91回目を迎える大曲花火大会。
大曲花火大会は、日本中の花火師が日本一を競い合う花火大会なだけに、
とても多くの花火が打ち上げられます。
その数なんと1万5000発!!!
日本には、数多くの有名な花火大会が存在しますが、
ここまでの打ち上げ数と観光客数を誇るのは大曲花火大会が一番です。
そんな大曲花火大会で観光客が一番の楽しみにしている見所は、
ワイドスターマインという全長500mにも渡るフナーレの花火です。
下からは数カ所から虎の尾花火が打ち上げられ、
上からもナイアガラのような花火が舞い降ります。
また、内閣総理大臣賞を受賞した花火師による
エキシビジョンもとても素晴らしいです。
数ある花火の中で、この二つだけは絶対に見逃せない花火と言えるでしょう。
大曲花火大会の屋台情報
こんなに大規模な花火大会ですから、もちろん屋台だって一杯あります。
屋台のほとんどは、雄物川河川敷運動公園に集中しており、
ここではB級グルメや秋田名物も食べることができます。
その中でも是非食べていただきたいのが、「横手焼きそば」です。
辛めのソースが絡まり、上に目玉焼きが乗っている焼きそばは絶品なのです!
画像引用:ウィキペディア
まとめ
大曲花火大会の歴史は、なんと明治時代まで遡った歴史があることが分かりました。
地元住民の人達によって一生懸命大きくしてきた花火大会だったのですね。
今年で90回目を迎える花火大会でも、
きっと素晴らしい花火を沢山私達に見せてくれれるでしょう。
日本三大花火の一つ、大曲花火大会に1度は行ってみたいものですね!」