[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

書道筆のお手入れで洗わない方法もある?!おすすめの選び方も紹介

みなさん、書道具のお手入れ
しっかりしていますか?

書道具のお手入れは大切です。
日々のお手入れをするかしないかで、
道具の質が随分変わってきます。

書を極める身として、
まずは道具を大切に扱うことから始まります。

今回は、書道具の正しいお手入れ方法を
お伝えしますので、初めての方もそうでない方も
自分のお手入れ方法を再確認してみてください。

スポンサーリンク

書道に使う筆 正しくお手入れしてますか?

書の世界で上級者になってくると、
あえて筆を洗わないという人もいますが、
私の経験上筆のお手入れは毎回必ず行った方が、
筆も長持ちしやすくなります

あなたがまだ初心者なら、
筆を使った後はしっかり洗うことをすすめます。

それでは早速、
正しい筆の洗い方を見ていきましょう。

・場所
筆を洗う場所ですが、
台所やステンレスの流し台がおすすめです。

墨の汚れはなかなか落ちにくいため、
洗面台などで洗ってしまうと汚れが後で
目立ってしまいます。

・手順1
水洗いをする前に、
まずはいらなくなった半紙を用意します。

半紙の上に水滴を垂らし、
筆の穂先部分だけを筆を寝かせるようにして
ゆっくりきれいに整えながら
筆に残った墨を拭き取ります。

ポイントは、穂先を回転させながら拭きとります

何度も繰り返した後、
墨が薄くなってきたら終わりです。

・手順2
筆を使い終わった後、
その場ですぐに筆を洗えるような環境がなければ
手順1の作業だけでも大丈夫です。

もしその場に流し台などがある場合は、
水道水に直接水を浸け、
毛の根元部分をもみほぐすように
ぬるま湯でしっかり洗います。

筆には、目には見えない毛の差し込み部分まで
墨が入り込んでるので、
奥までしっかり洗い流すことができれば、
毛が痛まず毛抜けが起こりにくくなります。

とは言っても、筆の付け根まで強引に
もみほぐしてしまってはいけませんので、
できるだけ優しく丁寧にもみ洗いしましょう。

・手順3
洗い終えた筆は、手できちんと形を整えて
吊り下げて干すのが一番です。

なかには書道専用の筆を吊り下げておく
道具もありますが、家庭にあるもの代用できるので
特に購入する必要はないと思います。

筆についているかけひもをグリップや洗濯ばさみで
つまんで干せば大丈夫です。

注意事項としては、筆が乾ききっていないうちに
再度筆を使わないこと。

毛の差し込み部分が湿った状態の
ままになるので毛が腐ってしまいます。

後は、時々乾かした筆を2度洗いすること
をおすすめします。
2度洗いしてみると、筆の間から
洗い残した墨の塊が出てくることがあります。

筆には太筆と細筆がありますが、
上記で述べた筆のお手入れは太筆用です。
基本的に細筆は、太筆のように水洗いしません。

細筆のお手入れ方法としては、
太筆の手順1と変わりません。

書道 筆を洗わないで使う方法もあるって知ってた?!

上記で少し述べましたが、上級者になってくるとあえて
筆を洗わない人もいます。

これは、筆に残った墨が弾力を持たせ書き味が
変わってくるという理由からです。

しかしながら、これとは別に筆をほとんど
洗わないという使い方もあります。

これは、羊毛の筆だけに限られます。
羊毛の筆は、ほとんどが購入直後は柔らかすぎて
書きづらいのであえて柔らかすぎる
毛質を弾力のある筆へと変える方法です。

方法としては、使う部分だけぬるま湯でほぐし、
3日ほど陰干しをします。

その後、筆に濃墨を塗ります。
この作業を2、3度繰り返します。
固めた部分がガチガチになればオッケーです。

使い終わった筆は、
細筆と同じように洗います。

ただ、欠点としては筆の傷みが早くなります
そこは承知の上で試してみてくださいね。

スポンサーリンク

書道で使う筆のおすすめの選び方とは?

話は筆のお手入れから外れ、
筆の選び方についてです。

普通、筆を選ぶ際には
書く課題に合った筆を選びます。

筆の大まかな種類としては、
穂先の形、軸の形、長さが見極めるポイントとなってきます。

ここでは、良い筆の選び方をおすすめします。

まず筆を選ぶ時は、
以下の4つの点を気を付けましょう。

1 筆の先が尖っていること
2 穂先がしっかりまとまっていること
3 穂先が円錐形になっていること
4 毛にコシがあり、弾力があること

他にも使い手によって
筆の選び方は変わってきます。
例えば、初心者には
ナイロン毛はおすすめしません

なぜなら、ナイロン毛は
すぐに曲がってしまったり
折れてしまいやすいからです。

また、初心者には持ち手の短い筆、
上級者には持ち手の長い筆がおすすめです。

持ち手が長いほど筆の扱いが難しくなってくるので、
初心者のうちは、
穂先も軸も短めのものを選ぶようにしましょう

まとめ

筆はきちんとお手入れすれば、
その分寿命も長くなり
良い状態で使うことができます。

筆者は、筆を洗い忘れたりすることが多かったので、
その分筆の買い替え時期も早かったです。

みなさんは、使い終えた筆を正しい洗い方で
きちんと管理してくださいね。

>目次へ

>トップページへ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする