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常温保存牛乳は危険ではないのか?夏は大丈夫?

常温保存牛乳

常温保存牛乳は危険な気がしますが、実際どうなのでしょう?

家庭の冷蔵庫の中に、比較的多くいつもある飲み物と言えば、体外はお茶と牛乳ではないでしょうか?
「朝、起きた時には牛乳を飲まないと1日が始まらない!」というくらい牛乳が大好きだという人も沢山いますよね。

そんな冷蔵庫の中にあるイメージの強い牛乳ですが、
最近は常温保存で3ヶ月くらいもつ牛乳が登場しています。

今回は、その常温保存出来る牛乳について調べてみました。

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常温保存牛乳は危険ではないのか?

常温保存牛乳は、いわゆる「LL牛乳(long life牛乳)」と呼ばれているものです。

普通のチルド牛乳では、常温で何日も放置していたら牛乳の色が変わったり、
雑菌が入りまくった味の悪いドロドロのヨーグルトが出来ます。

しかし、この常温保存牛乳では、常温で保存していても3ヶ月持つという素晴らしい牛乳なのです。

この牛乳は何故そこまで常温で保存することが出来るのかと言いますと、

  • 他の牛乳よりも高い温度で殺菌していること
  • 容器にアルミ箔を貼り合わせているため、光と空気を遮断していること
  • 無菌状態のまま、無菌容器に充鎮されていること
  • 品質基準が厳しい

この四つが理由です。

もう少し詳しくご紹介いたしましょう。

他の牛乳よりも高い温度で殺菌していること

普通の牛乳では、殺菌をする時には120~130度の温度で1~3秒間殺菌をします。

それに対して常温保存牛乳では、135~150度の温度で1~3秒間滅菌をします。

つまり、菌は一つもない状態にするのです。

容器にアルミ箔を貼り合わせているため、光と空気を遮断していること

常温保存牛乳の容器は、外側から「外面ポリエチレン」「印刷インク」「すき合わせクラフト紙」「ポリエチレン」
「アルミ箔」「内面ポリエチレン」という層から出来ています。

このアルミ箔を使うことによって光と空気を遮断するだけではなく微生物の侵入も防ぎます。

さらに今度はその容器に過酸化水素水で滅菌を行い、熱風を当てて過酸化水素水を除去します。

無菌状態のまま、無菌容器に充鎮されていること

容器に充鎮する時には、300度以上の熱を送り込み、滅菌しながら牛乳を入れます。

品質基準が厳しい

他の牛乳よりも品質基準が厳しく、容器の破損の強度やアルコール試験など、様々な制約があります。

常温保存牛乳を開封したら?

開封しなけれは3ヶ月は常温で保存することの出来る常温保存牛乳ですが、
開封したら普通の牛乳と同じく冷蔵庫(10度以下)での保管になります。

そして、なるべく早く飲むようにしましょう。

常温保存牛乳

そもそも常温保存の「常温」とは?夏は平気?

常温保存の常温とは何度くらいのことを言うのでしょうか?

日本の食品メーカーでは、厚生労働省が定める常温を基準にして食品が作られているのですが、
厚生労働省が定める温度とは、「外気温よりも温度が上がらない温度」とされているのです。

そのため、おおよその目安としては、夏の室内では25度~30度、冬の室内では15度~20度くらいが常温とされています。

このように考えると、夏の暑い日には常温の場所での保管は難しいことが分かりますね。

では、夏に常温保存の牛乳を購入した時にはどこで保管すると良いのかと言いますと、
やはり冷蔵庫でも保管が一番良いとされています。

常温について詳しくはこちらの記事をどうぞ

https://nagashiyomi.com/3085.html

常温保存牛乳は危険ではないのか?まとめ

常温保存牛乳の特徴としては、
「他の牛乳よりも殺菌温度が高いこと」「容器にアルミ箔を使用しているので光と空気を遮断できること」
「無菌状態のまま充鎮していること」「他の牛乳よりも品質基準が厳しいこと」が挙げられました。

この常温保存牛乳は、開封しなければ3ヶ月ほどの保管が可能ですが、
開封したら普通のチルド牛乳と同じく冷蔵庫での保管となり、早めに飲むことが大切でした。

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