中学生の自由研究では、どのようことを、どのように取り組めばいいのでしょうか?
ここでは、自由研究の中学生向けのまとめ方をネタテーマのジャンル別に簡単に21個紹介します。
実験系
ペットボトル噴水
中学生では、水がどうしてストローから噴水のように流れるのかという仕組みみついて詳しく焦点を当てることが大切です。
水と空気の性質を深く理解できたということでまとめることで、高評価になります。
バナナで紫外線の実験
バナナを使いながら紫外線がどの様に影響するのがということを実験します。
紫外線によってバナナがどのくらいの影響を受けてしまうのか、これは自分の皮膚においても同じ事が言えるのだということを説明しましょう。
力を加えずにペットボトルをつぶしてみよう
ペットボトルで圧力の実験をしてみましょう。
方法としては、ペットボトルのふたを開けてお湯をそそぎ、すぐにふたをします。
湯気が溜まったら中のお湯を抜いてまたすぐにふたをしましょう。
そのままの状態でペットボトルがへこむが実験してみましょう。
観察系
金星を観察しよう
毎日観察する時刻は同じ時間に設定します。その上で金星の見える位置が変わることを紹介しましょう。
月と金星の位置関係にも注目して、どうして金星の形が変わるのか、位置が変わるのかということをしっかりと調べてみましょう。
土の中の生き物を調べよう!
山や森の中に入る時には危険がいっぱいです。危ない所には近づかないようにすること、また、大人の人と一緒に行くようにしましょう。
雲の観察(応用編)
小学生でも雲の観察を自由研究で選ぶ子供が多いですね。
中学では、小学校では踏み込めないような、どのように雲が出来るのか?
ということなども研究に折り込んでみましょう。
旅行系
工場見学
工場見学の場合には、事前に必ず電話して予約がいるのかということを確認しましょう。
また、工場見学内でも分からなかったことについては、質疑応答の時間にしっかりと聞いてメモしておくようにします。
工場の環境への配備なども質問してみると、そこの会社から地球規模の内容でまとめることが出来ますね。
旅行記作成
旅行スケジュールに沿って、その土地その土地で印象に残った所や思い出などをどんどんメモ帳に書き記していきましょう。
また、メモだけでは相手に伝わりにくいので、絵を描いてみたり写真を撮ったりしながら旅行します。
お城めぐり
お城めぐりをして、そのお城の特徴や歴史について、建て方の工夫などを詳しく調べてみましょう。
工作系
森作り
基本的には野外活動になりますので、熱射病などに気をつけながら行います。
そのため、小枝などを採取する時には帽子や水筒を忘れずに持っていきましょう。
また、木の実などには穴があいている場合がありますが、そのような木の実は中に虫がいる場合がよくありますので、穴の空いていない木の実を選ぶようにします。
スチール缶でドラムを作ろう
実際に、カリブ海にはスチールドラムというものがあるということを調べてから作ってみましょう。
カリブ海のスチールドラムについても詳しく初めに紹介することが出来るとより評価が高くなります。
スノードーム
スノードームというと冬に雪が降っているようなイメージを持つ人が多くいますが、
そこは中学生の腕の見せ所で趣向を凝らして
夏らしいイメージのスノードームを作ってみましょう。
歴史系
歴史巻物
図書館やお城などで自分の興味のある人物にまつわる場所で詳細な生い立ちを徹底的に調べましょう。
数学の歴史
元々数学とはどんな時に使われていたのか、また、数学の分野に関わった歴史上の人物を組み込みながら、
いつの時代に三角形などの数学らしいものが表れてきたのかということまでを年号表にしてみましょう。
学校の歴史
自分の通っている学校には、どんな歴史があるのかということを調べてみましょう。
方法としては、先生に昔の話を聞いてみたり、図書館で資料を見つけて調べてみたりします。
社会系
昔の暮らしと今の暮らしの比較
実際にヒアリングをしたという所を一番の評価点にしてもらう為にも、
どこでヒアリングをしたのか、何人の人の声を参考にしているのかということをしっかりと発表時には折り込むようにしましょう。
お金の稼ぎ方
私達は、どこかへ行ったりするとお金を払って交通機関を利用しますね。
お金を払うことはあっても、お金を稼ぐことというのはまだまだ想像がつかない人が多くいます。
自分の興味のある職業や身近な人の職業をピックアップして、それぞれどうやってお金を稼ぐのかということについて調べてみましょう。
災害から身を守る方法を調べよう
日本には、台風や竜巻、地震や火山などといった様々な災害があります。
災害から身を守る方法、その災害がどんな災害なのか、
等を調べて完成度をアップさせましょう。
食べ物系
味の研究
夏に食べ物を扱うので、食中毒には気をつけながら行います。
昔の食べ物(麦粉)作り
麦粉を作ったり食べたりしたことのあるご高齢の人に詳しく話を聞いて作り方を教わりましょう。
作る時には、いつもの料理と何が違うのか、また何が大変なのかということをしっかりと記述するようにしましょう。
カレーを作りながらスパイスについて詳しくなろう
カレーには様々なスパイスがあります。それぞれどこの国が原産国なのか、
どんな特徴があるのかということを調べた上で、
自分なりにスパイスを調合してカレーを作ってみましょう。
自由研究をまとめるために必要な項目
自由研究は、ただ研究をした内容を発表していたのでは、中学生では評価があまり高くはなりません。
自由研究をした上で、しっかりと研究項目が発表に折り込まれていることが大切になります。
では、どな項目を網羅するのがよいのでしょうか?
自由研究をまとめる為に必要な項目を全てご紹介いたします。
- 題名
-
何を目的とした研究なのかということを、短くわかりやすい題名で記しましょう。
- 実験、研究など、調べた人の名前
-
学年や組なども忘れずに記入するようにしましょう。
もしも複数で行っている場合には、全員の名前を書きます。
- テーマを選んだ理由
-
なぜこのテーマを選んだのかということ。
実験や調べものの全体が分かる部分でもあります。
- 実験や調べものの目的
-
具体的な目的を記しましょう。
- 予想
-
特に実験の場合には、どのような結果になるのかということを自分でまずは想像してみます。
内容に興味を持っているということを記しましょう。
- 実験など、自由研究を行った日付や場所
-
いつ、どこで実験を行ったのかということを明確に記します。
場所以外にも天気や温度などを記入することもいいですね。
- 材料
-
その実験にはどんな材料がいったのか。
材料については、はじめに写真などで撮っておいたものを貼り付けるとよりわかりやすいです。
- 方法
-
どんな方法で実験を行ったのかということをわかりやすく記しましょう。
- 注意点
-
自分の選んだ自由研究の中で注意して取り組まなくてはいけない点を書き出します。
一緒に、その注意を払うためのコツなども分かるなら書き込みましょう。
- 結果
-
最後に結果を書きましょう。
思った通りの結果にならなかったり失敗しても、きちんとその結果は記しましょう。
参考にした資料と結果が違っていてもそれは研究結果として認められます。
- 分かったこと
-
その自由研究を通して何が分かったのかということを書きます。
- 参考
-
実験では、始めから良い結果が出るとは限りません。
どんなことに気をつけたら実験が成功したのかということも書いておきましょう。
- 感想
-
この実験を通して、大変だったことや楽しかったことなどを書いて行きます。
- 参考文献
-
その自由研究を行う時に使った参考書などは、同じような研究をしたい人の参考になりますので、
参考文献として全て載せておきましょう。
まとめ
夏休みの自由研究は中学生になるとより詳しく研究しているのかということや、
きちんとまとめがされているのかということが求められます。
しかし、順序立てて行えば、難しいものではありませんので、自分の興味のある自由研究を見つけ出して自分への理解を深める努力をすることに徹しましょう。