冬といえばアツアツの
おでんがおいしい季節ですね。
あなたはおでんの具は
何が好きですか?
味の染みたたまご、
うまみたっぷりの練り物、
変わり種のロールキャベツや
ウインナーなんていうのもありますね。
そして、その中でも定番は
とろとろに煮込まれた
大根ではないでしょうか?
実はおでんの
大定番である大根は
とっても低カロリーな
具材のひとつなんです。
ここではそんな
低カロリー食材「大根」を
はじめとするおでんについて
お話ししたいと思います。
おでんの大根は低カロリー!他の具材と
おでんはコンビニでも
買えるほどお手軽で
身近なメニューですよね。
何を食べようかな~、
なんて選びながら食べるのも
楽しみのひとつですよね。
いろんな具材が入っているから
ついつい食べ過ぎちゃう、
という方も多いのでは
ないでしょうか?
そうなってくると
気になるのが
カロリーですよね。
ということで、
おでんの具のカロリーを
ご紹介します。
代表的な具材のカロリーは、
なおでんの具 | カロリー(1個) |
大根 | 10kcal |
こんにゃく・しらたき | 10kcal |
たまご | 80kcal |
牛すじ | 40Kcal |
がんも | 60kcal |
さつま揚げ | 65kcal |
ごぼう巻き | 50kcal |
はんぺん | 35kcal |
厚揚げ | 70kcal |
餅巾着 | 110kcal |
ちくわぶ | 80kcal |
ロールキャベツ | 45kcal |
ウインナー | 100kcal |
大きさなどによりますが、
だいたいこんな感じです。
好きなおでんの具は
何キロカロリーでしたか?
こうしてみると
10kcalから100kcal超えのものまで
おでんのカロリーは
幅広いことが分かりますね。
その中でもカロリーの傾向としては
練り物が高カロリーで、
野菜やこんにゃくが
低カロリーなことが見て取れます。
そして、大根がこんにゃくと並ぶ
低カロリー食材ということに
ちょっと驚きですね。
貴重な野菜である大根は
他の具材のだしとうまみが
たっぷり染み込んでいて
とてもおいしい具材です。
低カロリーな大根は、
食欲の秋でちょっと体重が
気になる方にも
おすすめの食材ですよ。
おでんの大根の作り方
おでんの定番大根は
低カロリーだし、
積極的に食べたい食材と
言いましたね。
おでんの大根は家で作ると
なかなか味が染み込まなかったり、
軟らかく煮えなかったりと
意外と難しいですよね。
ここではおでんの
大根をおいしく作るための
基本の方法をご紹介します。
おいしい大根を煮るには
下ごしらえがとっても大切なんです。
ポイントは3つです。
ひとつ目は「皮を厚く剥くこと」です。
大根を輪切りにしてみてみると
皮の内側に円を描くように
筋があるのが分かります。
その筋が残っていると
味が染み込みにくく
なってしまいます。
なので、厚めに皮をむいて
筋を取り除いてしましましょう。
二つ目のポイントは
「かくし包丁を入れること」です。
皮をむいた大根の断面に
十字に切れ目を
入れておきましょう。
そうすることでより味が
染みやすくなりますよ。
3つ目は「米のとぎ汁で
下ゆですること」です。
普通の水で下ゆでするよりも
米のとぎ汁で茹でた方が
大根のアクが取れて
すっきりした味になります。
下ゆでの時は竹串が
スッと通るくらいまで
茹でるようにしましょう。
この3つのポイントを
おさえるだけでいつものおでんの大根が
お店のようにおいしくなるはずです。
ちょっと手間がかかりますが
ぜひやってみてくださいね。
おでんの大根はどの部位がいいの?
おでんの大根のおいしい
調理法が分かったところで、
さらにおいしくなる方法が
あるなら知りたいですよね。
そこで、おでんの大根を
最大限においしくするために
大根の部位にも
こだわってみてはいかがでしょうか。
大根を丸々1本買ったときに
皆さんはどのように
料理に使いますか?
端から順番に使っていくという方が
多いのではないでしょうか。
でも実は大根には
部位によって適した
調理法があるんです。
大根を上・真ん中・下の3つに
分けてご説明します。
まずは下の部分。
大根の下の方は上に
比べて繊維が多く辛味が
強いのが特徴です。
繊維が多いので大根を
主役にする料理にすると
ちょっと食べにくい部分です。
汁物の具などにすると
おいしく食べられますよ。
から~い大根おろしが
お好みの方は
この部分で作っても
良いかもしれませんね。
次は真ん中の部分。
ここは下に比べて甘味があり、
みずみずしいので
煮物に適しています。
適度なかたさもあり
煮込むとやわらかくなります。
おでんにするならこの部分が
最も向いていると言えます。
最後は上の部分。
大根の青い部分です。
ここは甘味が強く
やわらかいので生でも
食べやすい部位です。
大根おろしやサラダにして
食べるのがおすすめですよ。
何気なく使ってしまう
大根も部位によって使い分けると
さらにおいしい料理が
できそうですね。
まとめ
寒くなると食べたくなるおでん。
その中でも定番と言える大根は
おいしい上に
低カロリーで
ぜひ食べたい具材のひとつです。
家で作るなら下ごしらえの時に
ひと手間加えると味が染み染みの
おいしいおでんが作れます。
大根の部位にまで
こだわればさらに完璧ですね。
ちなみに、栄養士である筆者の
おすすめのおでんの組み合わせは
- 大根
- たまご
- こんにゃく/しらたき
- ロールキャベツ
プラス、おにぎりです。
この組み合わせなら、
炭水化物・たんぱく質・ビタミンなどが
しっかりとれるので、
よかったら参考にしてみてくださいね。