産まれてくる子どものために考えることの一つ、
それは「名前」だと思います。
その子と一生を共にすることになる「名前」と考えるのは、
親にとっても一大イベントです。
そして、名前を付けるにあたって、
字画・意味など色々と気になってしまうものです。
そこで、今回は名前に使ってはいけない漢字についてまとめてみました。
意外と知られていない「使ってはいけない漢字」などがあるので
参考にされてみて下さい。
ちなみに、
他の漢字の名付けに関する記事もあるので、
気になる方は参考にどうぞ。
名前に使ってはいけない漢字の一覧
使ってはいけない漢字は実はたくさんあるようなのですが、
ここでは比較的名前に使われていることの多い
「名前に使ってはいけない漢字」についてご紹介します。
語源や意味が悪い、不安な暗示が強い漢字
亜・次・信・真・久・優・道・了・七・央
「優」は優しいと読むことからもよく使われる漢字ですが、
悲しみを象徴した文字でもあり、
家族や健康に影をさす暗示があるとも言われています。
「信」は信じるなどの意味からも使われることの多い感じですが、
戒名に使われる頻度が非常に高いことから、現世を生きる上ではマイナスに
作用し、さまざまなトラブルを引き起こすと言われています。
縁起が良さそうで、実は真逆の凶作用の強い漢字
幸・恵・秀・光・星・憲
「幸」は幸せと読むことからもよく使われる漢字ですが、
幸という字は手かせの形から成り立っているため、
対人関係で問題が起きたり、
病気や事故などの障害があるとも言われています。
「光」もよく使われ、明るい意味合いの多い漢字ですが、
実際は燃え尽きるという意味合いから、挫折をしたり希望の光が見えても
苦労を強いられる苦悩を暗示していると言われています。
不安定な運気に苦しむ要注意な漢字
人・正・勝・春・由・一・九
「正」は正しいなど、いい意味を連想しますが、
「止」という字の上に「一」が乗せている成り立ちから
頭を押さえつけられて思うように進まないといった
凶意があると言われています。
「勝」はも多く使われる漢字ですが、
名前負けして本来の力を発揮できずに苦労する
暗示があると言われています。
一部だけですが、名前に多く使われている漢字でも
使ってはいけない漢字と言われていることがわかります。
また、漢字だけでなく「読めない名前」や「家族間で名前を分け合う」ことも
あまり良しとされていないようです。
フリガナがないと「読めない名前」は、悪運が憑きやすく、
事故や災難などの凶運に巻き込まれやすいと言われているようです。
そして、親子・兄妹・姉妹など「家族間で名前を分け合う」ことは
お互いに運命の奪い合いがおきてしまうそうです。
名前に使ってはいけない漢字とは?「麻」は使ってはいけない?
「麻」という漢字は、音読みで「ま」「バ」・訓読みで「あさ」「しび(れる)」と読みます。
画数は11画。意味は草の名前・繊維など。
名前でも麻衣・麻美・麻由などよく使われる漢字です。
しかし、実は「麻」という漢字は名前には使かわない方がいい、
使ってはいけない漢字だと言われています。
それはなぜか。
「麻」という漢字は男でも女でも使うのが難しく、
右肩下がりの人生を歩みやすいと言われているからだそうです。
しかし、「麻」という漢字には虫よけの意味もあり、
転じて魔除けの意味も生まれていると言われています。
また、麻というのは、すくすくと真っすぐに伸びることから、
赤ちゃんの成長を願う意味が込められているなど
縁起のいい意味も存在します。
「麻」という漢字が気に入った場合は、
いい意味に向かうように名付けるといいかもしれません。
名前に使ってはいけない漢字とは?「美」は使ってはいけない?
「美」という漢字は音読みで「ビ」・訓読みで
「うつく(しい)」「うま(い)」「よ(い)」と読みます。
画数は9画。意味は美しい、良い、優れているなどの意味があります。
実は「美」も使ってはいけない漢字と言われているようです。
「美」には羊という字が入っています。
羊=獣とされるため、人間に獣の字が入るのは
良くないと言われているようです。
また、「美」や「子」という字は、
昔は高貴な方が使う文字であり
一般の人が使うと失礼にあたると言われていたため、
使ってはいけない漢字とされていたようです。
しかし、羊を持つことは裕福であり、「富み」に通じるため
いいという説もあるそうです。
また、純粋に「美」は美しいイメージや優秀なイメージもあるため
人気の高い字の一つとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか、
名前に使ってはいけない漢字についてまとめてみました。
調べていくと、よく使われている漢字でも
あまり使わないほうがいいと言われている場合があるようです。
しかし、悪い方の意味ばかり気にしてはキリがありません。
多かれ少なかれ漢字には悪い意味が含まれる場合があります。
どうしても使いたい漢字や、響き、字体、直感などで名前を決めても
決して悪くないでしょう。
もしどうしても意味が気になる場合は、
いい意味だけを覚えておけばいいのではないでしょうか。
一番大事なことは、両親が生まれてくるその子のことを
一生懸命考えて付けた名前だということでしょう。
周りの情報だけに左右されず、
自分の想いと自信を持って名前を考えてみて下さいね。