子育てで辛くなった時には、友達に話したり、親に相談したりしますよね。
でも、誰が一番悩みを解決出来るのでしょうか?
その答えは、「子供の性格を一番引き継いでいる人」と
「自分が一番話しやすい人」です!
なぜなら、子供の性格に一番似た人が、
一番子供と同じような考えをもっているので解決索も導きやすいからです。
また、自分が尊敬している人や一番話やすい人に相談することで、
自分の心も前向きにすることが出来るからです。
子供の性格を一番に引き継いでいる人
「顔は母親似だけど、性格は父親似」ということはよくありますね。
その逆もあります。
もしも性格が父親似なら、父親に相談することをおすすめします。
例えば、母親の性格がせっかちなタイプで
父親の性格がおっとりとしている場合、
子供がのんびりとしていると、
ついつい母親は急かせてしまうことがあります。
「この子、幼稚園に上がったり小学校に行ってもついて行けないんじゃ・・・」
と母親は心配になりますよね。
でも、そののんびりとした性格はあきらかに
父親譲りだということは分かるはずです。
そんな時には、同じのんびりとしている
父親の幼少期の体験談を聞いてみるといいのです。
母「この子、本当に何でものんびりしているんだけど、
幼稚園に行ってもやっていけるか心配」
父「俺もそうだったけど、何とかなるもんだよ。
友達が出来るとついていこうとするから結構早くなるもんだよ」
母「あまりに遅いと困らない?」
父「遅くても、自分がストレスに感じないならそれでいいと思う。
そんなことで友達は逃げないし」
このように1つの目安をもらえると、母親としては安心するものです。
”そうか、のんびりタイプの世界はこんな感じなのだな”と理解出来るのです。
是非、自分だけで悩まずに子供の性格に一番似ている人に相談してみてください。
私の息子も性格が父親似です。
そのため、息子に怒る時にも父親の方が聞き分けがいいときがあります。
息子は言って分かるタイプの子です。
猪突猛進の、失敗しないと分からない私のようなタイプではありません。
そのため、私が注意するよりも、父親と違う部屋へ移動して、
順序立てて話している内に、ちゃんと反省しているということがあります。
自分が一番話しやすい人
もう子育てストレスで頭がパンクしそう!
もう嫌だ!
誰か助けてー!!
と思う時もよくあります。
そんな時には、一番自分の話しやすい人に相談してみてください。
一番話しやすい人に相談すると、
自分がまず気を使わずに話せるので早く落ち着くことが出来ます。
私の場合は祖母が一番話しやすい人でした。
祖母は、苦労ばかりをしてきた人で、頭がよく、
いつもニコニコと笑って話を聞いてくれていました。
そんな祖母は、私が相談すると、
いつもちゃんと子育ての先輩として自分の経験も話しながらアドバイスをくれるのです。
そうすると、
「そうか、そういう考えを持てばストレスにもならないな」とか、
「祖母の方がよっぽど大変だったんだな、
こんなことでイライラしてるなんで、自分が小さいな」
と気持ちを落ち着かせることが出来、
子供にも優しくなることが出来ました。
とにかく一人では悩まないこと!
子育てが辛い時には、とにかく一人で悩まない方がいいです。
相談出来る人が周りにいない場合は、
自分の地域の支援センターに行って相談しましょう。
支援センターの方達は子育てのプロです。そんな人達に相談しても良いですね。
「子供は親の鏡」とは良く言うもので、親がストレスから抜け出せないでいたり、
辛くて暗い顔ばかりしていると、子供もどんどん話さなくなってしまいます。
ある日、娘の2歳児検診に行った時の話です。
2歳児検診では、まだまだじっとしていられずに動き回る子供が沢山です。
そんな中、一人お母さんの隣で一言も言葉を発さず
母親の隣にずっと座っていた子供がいました。
その子供の母親は明らかにピリピリしていました。
歯科衛生士の話を聞く部屋にいる時・・・、
その子供が母親の帽子を取ろうとしたら、
母親はものすごい勢いで怒りました。
また、その子供が違うものを鞄から取ろうとしたら
またすごい勢いで怒りました。
うがいをする部屋に移動した時・・・・、
その子は「ぐちゅぐちゅぺ」が上手く出来ないようで、
ぐちゅぐちゅは出来てもゴックンしてしまうのです。
母親は、子供がお水を口に含むと即効
「はい!ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!!!
はい!!!!ペッ!!!!」と言います。
これでは、子供も急かされすぎて
上手く出来ないだろうなと可哀相になりました。
でも、その母親はすごく一生懸命なのです。
保健センターに来ていたカウンセリングの人や
歯科衛生士の人達の話は、
しっかり目を見て誰よりも頷きながら聞いていました。
その時に思いました。
「このお母さんは一杯一杯で子育てをしているんだろうな。
もっとこのお母さんが一杯一杯じゃなかったら、
一緒にいる子供ももっとリラックスして言葉が出るんだろうに・・・」
と思いました。
誰かに悩みを相談することは、
子供のためでもあるんです。
まとめ
子育てが辛い時には、一人で悩まずに誰かに相談することが大切でした。
その中でも相談する人でおすすめな人は、
「子供の性格を一番に引き継いでいる人」と
「一番自分が話しやすい人」です。
子供は親の鏡です。親が辛い顔をしていると、どんどん子供も暗い顔になります。
子供のためにも、少しでも広い心で笑顔を向けられるようにしたいものですね。